Anker様より、2022年11月に発売されたMagGo製品「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」は、人気商品の一つです。
デザイン性・機能性ともに抜群の「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」ですが、5,990円(税込)と少しお高めです。
さらにコスパの良いMagGo製品があったらなぁ。。
そんな無茶な希望を抱きながら月日が流れ、ついにこの日がやって来ました。
Anker様から『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』が発売され、バッテリー容量が5,000mAhで3,990円(税込)!
さらに、パスケースやEufy Security SmartTrack Cardとほぼ同じサイズ感(厚みは異なります。)で、超コンパクトなデザイン!
新商品が出たら買わずにはいらない!というのは元々ですが、今回も早速ポチりました。
ということで当記事では、Anker様の『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』についてレビューしていきます。
この記事で分かること
・『Anker321MagGoBattery(PowerCore5000)』について
・どんな方にオススメの充電器か
・他製品との違い
- 『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の仕様
- 『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』メリット・デメリット
- こんな方にオススメ!
- 『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の外箱・付属品
- 『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の本体外観
- 『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の大きさ・重さ
- Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)と比較
- チャージスポットの充電器と比較
- 『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』のレビューまとめ
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の仕様
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』は、MagSafe対応のワイヤレスモバイルバッテリーです。
バッテリー容量が5,000mAhと、iPhoneを約1回分充電する事ができます。
また、USB-Cポートを使用することによって、有線での充電も可能となっています。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の仕様を表にまとめました。
商品名 | Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) |
大きさ | 約9.3×6.4×1.5cm |
重さ | 約124g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
USB-C 入力 | 5V = 2A (MAX 10W) |
USB-C 出力 | 5V=2.4A |
ワイヤレス 出力 | 最大7.5W |
カラー | ブラック ホワイト ピンク グリーン パープル |
価格 | 3,990円(税込) |
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』メリット・デメリット
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・コスパが良い ・磁力が強く取れにくい ・パススルー充電に対応している ・Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる ・カラーバリエーションが豊富 | ・充電残量の表示がLEDランプのみ ・バッテリー本体の充電にも時間がかかる ・低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い ・2台同時に充電できない ・iPhoneケースによっては接着しない |
それぞれ詳しく見ていき、どんな方にオススメできる製品かを紹介していきます。
メリット
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』のメリットは以下の通りです。
- コスパが良い
- 磁力が強く取れにくい
- パススルー充電に対応している
- Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる
- カラーバリエーションが豊富
それぞれ詳しく説明していきます。
コスパが良い
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の最大のポイントはコスパの良さです。
なんといっても安くて軽い!
バッテリー容量5,000mAh且つMagSafe対応でありながら、3,990円(税込)という価格はお求めやすいです。
他製品との比較表
他のMagSafe対応ワイヤレスモバイルバッテリー(5,000mAh)と比較した内容を以下の表にまとめました。
品名 | Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) | Anker 621 Magnetic Battery (MagGo) | Anker 622 Magnetic Battery (MagGo) | VOLTME MagPak 5K モバイルバッテリー | Belkin BOOST↑CHARGE™Magnetic Wireless Battery 5000 |
価格 | 3,990円 | 5,990円 | 6,490円 | 5,990円 | 6,039円 |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh |
大きさ | 約 9.3×6.4×1.5cm | 約 11.1×6.6×1.15cm | 約 10.5×6.7×1.3cm | 約10.5×6.7×1.25cm | 約9.37×6.35×1.65cm |
重さ | 約124g | 約132g | 約140g | 約133g | 約170g |
ワイヤレス出力 | 最大7.5W | 最大7.5W | 最大7.5W | 最大7.5W | 最大7.5W |
カラー | ブラック ホワイト ピンク グリーン パープル | ブラック ホワイト ブルー グリーン パープル | ブラック ホワイト ブルー グリーン パープル | グレー グリーン パープル ブルー | ブラック ホワイト ピンク パープル |
磁力が強く取れにくい
上下に揺らしても取れないほど磁力が強く、安心して使う事ができます。
パススルー充電に対応している
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)本体を充電しながら、ワイヤレス充電ができます。
USB-C入力が「9.455W」と、きちんと充電できていました。
Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる
AirPodsまでも充電が可能で、使い勝手が良すぎます。
磁力が強いため、逆さにしても落ちることはないです。
カラーバリエーションが豊富
様々なカラーが展開されているiPhoneに合うように、『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』はカラーバリエーションが豊富です。
デメリット
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』のデメリットは以下の通りです。
- 充電残量の表示がLEDランプのみ
- バッテリー本体の充電にも時間がかかる
- 低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い
- 2台同時に充電できない
- iPhoneケースによっては接着しない
それぞれ詳しく説明していきます。
充電残量の表示がLEDランプのみ
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の充電残量は4つのLEDランプで表示されます。
数字で表記されている訳ではないので、大体の充電残量しか分かりません。
充電残量のLEDランプの表示は以下の通りです。
充電残量 | LEDランプ |
0〜25% | ○●●● |
25〜50% | ○○●● |
50〜75% | ○○○● |
75〜100% | ○○○○ |
点灯しているLEDランプの数が少ないほど充電残量も少ないです。
バッテリー本体の充電に時間がかかる
実際に充電0%のバッテリーを充電してみました。
本体への充電は、赤丸部分からLEDランプが点灯していきます。
検証結果を以下表にまとめました。
時間経過 | 充電状況 | LEDランプの状況 |
0分 | 0〜24% | ◎●●● |
30分 | 25〜49% | ○◎●● |
1時間54分 | 50〜74% | ○○◎● |
3時間18分 | 75〜99% | ○○○◎ |
3時間58分 | 100% | ○○○○ |
0%から100%まで約4時間かかりました。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』を使用する前日には、予め充電しておくのが良さそうです。
低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い
ワイヤレスの出力が最大7.5Wと低く、iPhoneへの充電にも時間がかかります。
実際に「iPhone13」を「充電20%」の状態から充電してみました。
検証結果を以下表にまとめました。
時間経過 | 充電% |
0分 | 20% |
30分 | 42% |
43分 | 50% |
1時間 | 60% |
1時間30分 | 78% |
1時間34分 | 80% |
急速充電した場合、約1時間30分で0%から80%まで充電できるのに対し、『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』だと20%から78%の充電に1時間30分かかりました。
2台同時に充電できない
残念ながら、ワイヤレスとUSB-Cでの2台同時充電には対応していません。
実際に2台同時に充電してみると、USB-Cの方が優先されます。
優先されたUSB-Cは、出力が「11.710W」と、きちんと充電できていました。
iPhoneケースによっては接着しない
MagSafe対応のiPhoneケースが推奨されており、お気に入りのiPhoneケースが使えない事があります。
充電自体はできましたが、くっ付けながらの使用は出来なかったです。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』に限らず、MagSafe対応のiPhoneケースを使用することをオススメします。
こんな方にオススメ!
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』は以下のような方にオススメです。
- 安くて軽いワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい
- MagGo製品を試してみたい
- バッテリー容量が5,000mAhで足りる
- 自分のiPhoneに合ったカラーがある
MagGo製品初心者の方にはオススメの製品です!
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の外箱・付属品
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の外箱・付属品を見ていきましょう。
外箱
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の外箱はこんな感じです。
Anker様のデザインはいつ見てもシンプルで最高です。
本体以外の付属品
本体以外の付属品は、取扱説明書、カスタマーサポート、USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)、が入っていました。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の本体外観
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の本体外観を見ていきましょう。
画像で様々な角度から見る
カラーが1色で統一されており、非常にシンプルな見た目です。
Anker様のロゴが同色で大きめに印字されています。
表面とiPhoneに接着する部分はサラサラとしており、側面はプラスチックのようなツルッとした質感です。
動画でより詳しく見る
動画でも撮影してみました。
より商品のイメージが伝わりやすいので是非ご覧ください。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の大きさ・重さ
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の大きさ・重量を計測していきます。
大きさ・重さ共にMagGo製品の中で最小
大きさは実測「約94×64×15mm」でした。
MagGo製品の中では最も小さく、持ち歩きにも便利です。
実際に手で持ってみると、よりコンパクトさが伝わってきます。
重さは実測「122.5g」で、TOP VALUのギリシャヨーグルトと同じでした。
MagGo製品の中で最も軽いです。
Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)と比較
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』と「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」の大きさや重さ、価格などを比較していきます。
大きさを比較
表面積は『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の方が小さいです。
一方、高さについては「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」の方が低く、薄く感じます。
重さを比較
重さについては、「10.5g」ほど『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の方が軽かったです。
ですが実際に持ってみると、正直どちらが軽くて重いかは分かりません。
iPhone 13を充電した際の見た目を比較
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』はコンパクトでサイズに余裕のある見た目です。
一方で「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」はiPhone13にぴったり収まりました。
横から見るとこんな感じです。
「Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)」の方が薄いため、持った感覚は『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』よりも良かったです。
価格を比較
同じMagSafe対応のワイヤレスモバイルバッテリー(5,000mAh)ですが、2,000円もの差があります。
品名 | Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) | Anker 621 Magnetic Battery (MagGo) |
価格 | 3,990円 | 5,990円 |
チャージスポットの充電器と比較
コンビニなどに多く設置されている、レンタル充電器のチャージスポット。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』と「チャージスポットの充電器」の大きさや重さ、価格などを比較していきます。
大きさを比較
「チャージスポットの充電器」と比較すると、『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の方が圧倒的に小さいです。
重さを比較
重さについては、「36.5g」ほど『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の方が軽かったです。
iPhoneを充電した際の見た目を比較
本体の大きさやコードの有無によって、見た目に大きく差があります。
横から見ても明らかに『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の方がコンパクトで、充電している感がないです。
価格を比較
「チャージスポットの充電器」は、以下の料金形態となっています。
参考として、『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の本体価格(3,990円)を相殺できる使用回数をまとめました。
プラン | 使用回数 | 合計金額 |
165円(0〜30分未満) | 25回 | 4,125円 |
360円(30〜3時間未満) | 12回 | 4,320円 |
450円(3時間〜6時間未満) | 9回 | 4,050円 |
540円(6時間〜24時間未満) | 8回 | 4,320円 |
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) | ∞ | 3,990円 |
「チャージスポットの充電器」を30分未満で返却する方は少ないと思います。
そのため、チャージスポットを12回以上使用するのであれば『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』の方がお得ということになります。
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』のレビューまとめ
今回はAnker様の『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』についてレビューしてきました。
メリット | デメリット |
・コスパが良い ・磁力が強く取れにくい ・パススルー充電に対応している ・Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる ・カラーバリエーションが豊富 | ・充電残量の表示がLEDランプのみ ・バッテリー本体の充電にも時間がかかる ・低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い ・2台同時に充電できない ・iPhoneケースによっては接着しない |
『Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)』はこんな方にオススメの商品です。
- 安くて軽いワイヤレスモバイルバッテリーが欲しい
- MagGo製品を試してみたい
- バッテリー容量が5,000mAhで足りる
- 自分のiPhoneに合ったカラーがある
MagGo製品初心者の方にはオススメの製品です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。