Anker様より、2022年5月に発売されたMagGo製品「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」は、人気商品の一つです。
デザイン性・機能性ともに抜群の「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」ですが、7,990円(税込)と少しお高めです。
さらにコスパの良いMagGo製品があったらなぁ。。
そんな無茶な希望を抱きながら月日が流れ、ついにこの日がやって来ました。
Anker様から『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』が発売され、バッテリー容量が10,000mAhで6,990円(税込)!
さらに、パスケースとほぼ同じサイズ感(厚みは異なります。)で、コンパクトなデザイン!
新商品が出たら買わずにはいらない!というのは元々ですが、今回も早速ポチりました。
ということで当記事では、Anker様の『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』についてレビューしていきます。
この記事で分かること
・『Anker334MagGoBattery(PowerCore10000)』について
・どんな方にオススメの充電器か
・他製品との違い
- 『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の仕様
- 『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』メリット・デメリット
- こんな方にオススメ!
- 『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の外箱・付属品
- 『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の本体外観
- 『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の大きさ・重さ
- 他製品との比較・早見表
- Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)と比較
- 『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』のレビューまとめ
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の仕様
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』は、MagSafe対応のワイヤレスモバイルバッテリーです。
バッテリー容量が10,000mAhと、iPhoneを約2回分充電する事ができます。
また、USB-CポートもしくはUSB-Aポートを使用することによって、有線での充電も可能となっています。
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の仕様を表にまとめました。
商品名 | Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000) |
大きさ | 約10.7×7.0×1.8cm |
重さ | 約206g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
USB-C 入力 | 5V = 3A (MAX 15W) |
USB-C 出力 | 5V=3A 9V=2.22A (MAX20W) |
USB-A 出力 | 5V=2.4A 9V=2A 12V=1.5A (MAX18W) |
ワイヤレス 出力 | 最大7.5W |
カラー | ブラック ホワイト |
価格 | 6,990円(税込) |
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』メリット・デメリット
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・iPhoneを2回フル充電できる ・磁力が強く取れにくい ・パススルー充電に対応している ・Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる ・有線で急速充電ができる | ・充電残量の表示がLEDランプのみ ・バッテリー本体の充電にも時間がかかる ・低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い ・スタンド機能がない ・2台同時に充電できない |
それぞれ詳しく見ていき、どんな方にオススメできる製品かを紹介していきます。
メリット
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』のメリットは以下の通りです。
- iPhoneを2回フル充電できる
- 磁力が強く取れにくい
- パススルー充電に対応している
- Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる
- 有線で急速充電ができる
それぞれ詳しく説明していきます。
iPhoneを2回フル充電できる
バッテリー容量が10,000mAhと、iPhoneを2回フル充電できるのはありがたいです。
旅行や出張などで、これが一台あると安心です。
磁力が強く取れにくい
上下に揺らしても取れないほど磁力が強く、安心して使う事ができます。
パススルー充電に対応している
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』本体を充電しながら、ワイヤレス充電ができます。
USB-C入力が「9.455W」と、きちんと充電できていました。
Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる
AirPodsまでも充電が可能で、使い勝手が良すぎます。
磁力が強いため、逆さにしても落ちることはないです。
有線で急速充電ができる
USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)は付属されていますが、iPhoneを充電される方は充電ケーブルが別途必要です。「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル」などがオススメです。
デメリット
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』のデメリットは以下の通りです。
- 充電残量の表示がLEDランプのみ
- バッテリー本体の充電にも時間がかかる
- 低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い
- スタンド機能がない
- 2台同時に充電できない
それぞれ詳しく説明していきます。
充電残量の表示がLEDランプのみ
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の充電残量は4つのLEDランプで表示されます。
数字で表記されている訳ではないので、大体の充電残量しか分かりません。
充電残量のLEDランプの表示は以下の通りです。
充電残量 | LEDランプ |
0〜25% | ●●●○ |
25〜50% | ●●○○ |
50〜75% | ●○○○ |
75〜100% | ○○○○ |
点灯しているLEDランプの数が少ないほど充電残量も少ないです。
充電が満タンになるとランプが全て消えます。
バッテリー本体の充電に時間がかかる
実際に充電0%のバッテリーを充電してみました。
検証結果を以下表の通りです。
時間経過 | 充電状況 | LEDランプの状況 |
0分 | 0〜24% | ●●●◎ |
1時間 | 25〜49% | ●●◎○ |
1時間53分 | 50〜74% | ●◎○○ |
2時間46分 | 75〜99% | ◎○○○ |
3時間39分 | 100% | ○○○○ |
0%から100%まで約3時間半かかりました。
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』を使用する前日には、予め充電しておくのが良さそうです。
低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い
ワイヤレスの出力が最大7.5Wと低く、iPhoneへの充電にも時間がかかります。
実際に「iPhone13」を「充電20%」の状態から充電してみました。
検証結果を以下表にまとめました。
時間経過 | 充電% |
0分 | 20% |
30分 | 42% |
39分 | 50% |
1時間 | 65% |
1時間20分 | 80% |
急速充電した場合、約1時間30分で0%から80%まで充電できるのに対し、『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』だと20%から80%の充電に1時間20分かかりました。
スタンド機能がない
「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」をはじめ、スタンド機能があるモバイルバッテリーも多いです。
しかしながら、『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』にはスタンド機能がないです。
2台同時に充電できない
残念ながら、ワイヤレスとUSB-Cでの2台同時充電には対応していません。
実際に2台同時に充電してみると、USB-Cの方が優先されます。
優先されたUSB-Cは、出力が「10.237W」と、きちんと充電できていました。
こんな方にオススメ!
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』は以下のような方にオススメです。
- iPhoneを2回分充電したい
- 10,000mAhのMagGo製品を試してみたい
- スタンドがいらない
コスパの良いMagGo製品をお探しの方にオススメの製品です!
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の外箱・付属品
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の外箱・付属品を見ていきましょう。
外箱
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の外箱はこんな感じです。
Anker様のデザインはいつ見てもシンプルで最高です。
本体以外の付属品
本体以外の付属品は、取扱説明書、カスタマーサポート、USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)、が入っていました。
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の本体外観
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の本体外観を見ていきましょう。
画像で様々な角度から見る
カラーが1色で統一されており、非常にシンプルな見た目です。
Anker様のロゴが同色で大きめに印字されています。
表面とiPhoneに接着する部分はサラサラとしており、側面はプラスチックのようなツルッとした質感です。
動画でより詳しく見る
より商品のイメージが伝わりやすいので是非ご覧ください。
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の大きさ・重さ
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の大きさ・重量を計測していきます。
大きさ:実測「約107×70×18mm」やや存在感あり
大きさは実測「約107×70×18mm」でした。
やや厚みがあり、存在感のある印象です。
実際に手で持ってみると、こんな感じです↓
重さ:実測「204.5g」”サトウのごはん”とほぼ同じ
重さは実測「204.5g」で、”サトウのごはん”とほぼ同じでした。
Anker様の5000mAhモバイルバッテリーを2台持ち歩くよりは軽いです。
他製品との比較・早見表
他のMagSafe対応ワイヤレスモバイルバッテリー(10,000mAh)と比較した内容を以下の表にまとめました。
品名 | Anker 334MagGo Battery (PowerCore 10000) | Anker 633 Magnetic Battery (MagGo) | Euker Magsafe モバイルバッテリー 10000mAh | Baseus マグネット式モバイルバッテリー 10000mAh |
価格 | 6,990円 | 7,990円 | 9,860円 | 4,899円 |
大きさ | 約 10.7×7.0×1.8cm | 約 10.7×6.6×1.8cm | 約 11.5×7.26×1.95cm | 約14.64×7.13×1.69cm |
重さ | 約206g | 約218g | 約220g | 約230g |
スタンドの有無 | なし | あり | あり | なし |
カラー | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト ブルー | グレー ホワイト パープル ダックブルー | ブルー |
トータルで見ると、「Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)」が、機能面と価格のバランスが良かったです。
一方、スタンドの有無やカラーバリエーションを考慮しないのであれば、『Anker 334MagGo Battery (PowerCore 10000)』が最もコスパが良い結果となります。
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)と比較
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』と「Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)」の大きさや重さを比較していきます。
以下表にまとめました↓
品名 | Anker 334MagGo Battery (PowerCore 10000) | Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) |
大きさ | 約10.7×7.0×1.8cm | 約9.3×6.4×1.5cm |
重さ | 約206g | 約124g |
バッテリー容量 | 10000mAh | 5000mAh |
価格(税込) | 6,990円 | 3,990円 |
それぞれ詳しくみていきましょう。
大きさを比較
縦・横・高さともに『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』の方が大きいです。
持った感じも、明らかに差を感じるほどでした。
重さを比較
重さについては「約1.66倍」の差がありました。
一見大きく差があるように感じますが、バッテリー容量に2倍の差があるため、2台持ち歩くよりは軽いです。
iPhoneを充電した際の見た目を比較
iPhone13を充電してみましたが、縦・横ともにギリギリ収まっています。
横から見るとこんな感じです↓
手で持ってみると存在感があり、特に女性は持ちながらの使用が難しいと思います。
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』のレビューまとめ
今回はAnker様の『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』についてレビューしてきました。
メリット | デメリット |
・iPhoneを2回フル充電できる ・磁力が強く取れにくい ・パススルー充電に対応している ・Qi対応イヤホンのワイヤレス充電もできる ・有線で急速充電ができる | ・充電残量の表示がLEDランプのみ ・バッテリー本体の充電にも時間がかかる ・低出力のためiPhoneへの充電速度が遅い ・スタンド機能がない ・2台同時に充電できない |
『Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)』はこんな方にオススメの商品です。
- iPhoneを2回分充電したい
- 10,000mAhのMagGo製品を試してみたい
- スタンドがいらない
コスパの良いMagGo製品をお探しの方にオススメの製品です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。