2020年10月14日にiPhone12シリーズの発表がありました。
その発表では、iPhone12シリーズ以降、付属の充電器がなくなり別売りとなる悲報が、、
さらに、これまでの18W充電器では急速充電ができず、最大出力20W対応の充電器が必要とのこと。
別売りならAppleよりもっと良い充電器ないかな、、
そんな時にAnker様から『Anker PowerPort III Nano 20W』が発売されました。
500円玉サイズと超コンパクトでありながら、最大出力20Wということで、買わない理由が見つからずポチりました。
ということで当記事ではAnker様の『Anker PowerPort III Nano 20W』についてレビューしていきます。
この記事で分かること
・『AnkerPowerPortIIINano20W』について
・どんな方にオススメの充電器か
『Anker PowerPort III Nano 20W』の仕様
『Anker PowerPort III Nano 20W』は、USB-Cポートを1つ搭載した超小型の充電器です。
USB-C to Lightningケーブルを使用することによって、ほとんどのiPhoneを急速充電することが可能です。
また、Anker様の独自技術である「Power IQ 3.0(Gen2)」を搭載しているため、スマートフォンやタブレット端末、ノートPC等のUSB-C機器にも対応できます。
『Anker PowerPort III Nano 20W』の仕様を表にまとめました。
商品名 | Anker PowerPort III Nano 20W |
メーカー | Anker |
大きさ | 約45×27×27mm (プラグ部を含む) |
重さ | 約30g |
ポート | USB PD対応 USB-C×1 |
入力 | 100-240V〜0.6A 50-60Hz |
出力 | 5V=3A 9V=2.22A |
カラー | ホワイト ブラック ラベンダーグレー ミントグリーン |
『Anker PowerPort III Nano 20W』のメリット・デメリット
『Anker PowerPort III Nano 20W』のメリット・デメリットから、どんな方にオススメできる商品かを見ていきましょう。
メリット
『Anker PowerPort III Nano 20W』のメリットは以下の通りです。
- 超コンパクト
- 高出力なのに安価
それぞれ詳しく説明していきます。
超コンパクト
Anker様の調べでは、20W出力以上のUSB Power Delivery対応USB充電器として世界・最小最軽量とのこと。(2020年9月時点)
高出力なのに安価
『Anker PowerPort III Nano 20W』は20Wと高出力でありながら安価です。
Apple純正ものと比較すると1,000円も安い!
『Anker PowerPort III Nano 20W』 | Apple純正 充電アダプター 20W |
1,780円(税込) | 2,780円(税込) |
デメリット
『Anker PowerPort III Nano 20W』のデメリットは以下の通りです。
- プラグが折り畳めない
- パソコンの充電には出力不足
それぞれ詳しく説明していきます。
プラグが折り畳めない
『Anker PowerPort III Nano 20W』はプラグの折り畳みができません。
プラグが折り畳めないことで、持ち歩きの際に他のモノを傷つけてしまう可能性があります。
パソコンの充電には出力不足
『Anker PowerPort III Nano 20W』はパソコンの充電に対応しているものの、最大出力が20Wのためパソコン充電に適しているとは言えません。
MacBook Airでも30Wの出力が必要となります。
こんな方にオススメ!
『Anker PowerPort III Nano 20W』は以下のような方にオススメです。
- なるべくコンパクトなものが欲しい
- 20W以上の出力が必要ない
- 1ポートで足りる
- コスパ重視
iPhone充電のみ使用する方には文句なしの商品!
『Anker PowerPort III Nano 20W』の外箱・付属品
『Anker PowerPort III Nano 20W』の外箱・付属品を見ていきましょう。
外箱
『Anker PowerPort III Nano 20W』の外箱はこんな感じです。
Anker様のイメージカラーである白と水色が最高です。
付属品
付属品は取扱説明書1部のみでした。
きちんと日本語に訳されていてよかったです。
『Anker PowerPort III Nano 20W』の本体外観
『Anker PowerPort III Nano 20W』の本体外観を見ていきましょう。
画像で見る
非常にコンパクトな見た目です。
側面にはAnker様のロゴがグレー色で印字されています。
本体の質感はサラサラとしており、見た目はマットな高級感のある印象です。
ポート側の面だけは質感が異なり、
光沢があってツルツルとした、プラスティックのような感じになっています。
動画で見る
動画でも撮影してみました。
より商品のイメージが伝わりやすいと思うので是非ご覧ください。
『Anker PowerPort III Nano 20W』の大きさ・重さ
『Anker PowerPort III Nano 20W』の大きさ・重さを計測していきます。
大きさ「約45×27×27mm」と超コンパクト。
実際に手のひらに置いてみると、よりコンパクトさが伝わってきます。
また、500円玉とほとんど同じ大きさです。
本当にこれが出力20Wだなんて信じ難いです。
Appleの5W充電器と比較
『Anker PowerPort III Nano 20W』は、 Appleの5W充電器とほとんど同じ大きさです。
重さは「5.0g」ほど『Anker PowerPort III Nano 20W』の方が重かったものの、実際に持つと正直分かりません。
サイズが同じなのにも関わらず出力は4倍!
Appleの20W充電器と比較
同じ20Wの充電器ですが、比較するまでも無いくらい『Anker PowerPort III Nano 20W』が小さいです。
重さに関しても「約2倍」もの差があり、圧倒的に『Anker PowerPort III Nano 20W』の方が軽いことが分かります。
同じ20Wなのにも関わらずここまで大きさ・重量に違いがあるとは驚きです!
『Anker PowerPort III Nano 20W』の充電速度検証
実際に『Anker PowerPort III Nano 20W』を使用して充電0%となった「iPhone13」を充電してみました。
充電速度の検証結果は以下の通りです。
充電時間 | バッテリー残量 | 出力 |
0分 | 0% | 20W |
5分 | 11% | 20W |
10分 | 22% | 20W |
15分 | 31% | 20W |
25分 | 50% | 15W |
30分 | 58% | 16W |
45分 | 77% | 10〜12W |
1時間 | 87% | 6〜6.6W |
1時間15分 | 95% | 2.2〜4.7W |
1時間35分 | 100% | 1.4W |
充電0%スタート
「15時30分」からスタート。
充電スタートしてからすぐに20Wまで到達し、数秒で電源が入りました。
25分で充電50%に到達
わずか充電開始から25分で50%まで到達しました。
充電50%のあたりで、20Wから下がり始めました。
1時間で充電87%に到達
充電50%から充電速度が落ちましたが、1時間で充電87%まで到達しました。
1時間35分で充電100%に到達
最後の方は2.0W前後で推移していたので、充電87%から100%になるまで35分もかかりました。
1時間35分の充電で100%に到達しました。
充電50%まではものすごく早かった印象です。
『Anker PowerPort III Nano 20W』のレビューまとめ
今回はAnker様の『Anker PowerPort III Nano 20W』についてレビューしてきました。
メリット | デメリット |
・超コンパクト ・高出力なのに安価 | ・プラグが折り畳めない ・パソコンの充電には出力不足 |
『Anker PowerPort III Nano 20W』はこんな方にオススメの商品です。
- なるべくコンパクトなものが欲しい
- 20W以上の出力が必要ない
- 1ポートで足りる
- コスパ重視
iPhone充電のみ使用する方には文句なしの商品です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。