【レビュー】Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)を実際に使ってみた

4.5
アイキャッチ画像 モバイルバッテリー

iPhoneをモバイルバッテリーで充電しながら操作することが多く、腱鞘炎に悩む”ほり”です。

通常、iPhoneをモバイルバッテリーで充電すると、iPhone約2枚分の厚みと重さで、片手での操作も疲れてしまいます。

更には、ブラブラした充電ケーブルが不恰好になりがちです。

Anker Nano Power Bank 12W1
ほり
ほり

充電しながらも快適にiPhoneを使いたい!

そんな悩みを解決する製品が、Anker様の『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』です。

今回はそんな『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を、レビューしていきます。

購入検討している方はもちろん、持ち運び可能なワイヤレス充電ステーションをお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること

・どのような製品か(外観、大きさ、重さ、メリット・デメリット)

・iPhoneへの充電速度目安

・Anker Nano Power Bankへの充電速度目安

・どのような方にオススメの製品か

ご提供品
本記事はアンカー・ジャパン様から製品を提供いただき、レビューしています。

結論から言うと、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみて感じた、メリット・良かった点&デメリット・不安点は以下の通りです。

メリット・良かった点デメリット・不安点
・充電しながらの操作が楽
・充電ケーブルが不要
・充電残量が確認できる
・端末が折りたたみ式のコンパクト設計
・AirPodsにも使用できる
・急速充電ができない
・パススルー充電に未対応
・ケースによっては装着できない

後ほど、それぞれ詳しく解説していきます。

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の仕様

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』は、挿すだけで充電可能な、ケーブルレス&折りたたみ式モバイルバッテリーです。

主な仕様を、以下にてまとめました。

製品

Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)
大きさ約77×37×25mm
重量約99g
入力USB-C入力
5V=3A(最大15W)
出力Lightning出力
5V=2.4A(最大12W)
バッテリー容量5,000mAh
カラーバリエーションブラック
ホワイト
ブルー
ピンク
パープル
グリーン
販売公式サイト詳細を見る

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の外観(外箱・付属品・本体)

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の外箱は、ホワイトを基調とし、Anker様のイメージカラーであるスカイブルーがアクセントのシンプルなデザイン。

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外箱から本体や付属品を取り出し、まとめると上記のようになります。

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取扱説明書、カスタマーサポートが入っていました。

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充電用のUSB-A to Cケーブル (0.6m)も含まれています。

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本体の外観は、カラー1色に統一されたシンプルなデザイン。

全体的にツルッとした質感です。

「ANKER」のロゴが印字されており、充電残量を示すLEDランプも付いています。

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裏面には、製品名から規格内容が書かれています。

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上部には、折りたたみ式のライトニング端末が付いています。

想像よりも端子部分が小さく感じて、ミニマルな印象です。

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側面には『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』自体を充電するための、ポートがあります。

上記の側面のみ、メタリックなデザインとなっていてお洒落です。

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の大きさ・重さ

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の大きさは、実測「縦37×横76×高さ25mm」でした。

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重さは実測「100.5g」と、モバイルバッテリーとしては軽い印象です。

「にんじんの半分」や「ミニトマト10個分」などと、大体同じ重さでした。

実際に使ってみた感想

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみました。

メリット・良かった点やデメリット・不安点を紹介していきます。

メリット・良かった点

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみて感じた、メリット・良かった点は上記の通りです。

それぞれ詳しく説明していきます。

充電しながらの操作が楽

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これまで、充電をしながらの操作が必要な際は、充電ケーブルに繋いだモバイルバッテリーを重ねて、厚みと重さに耐えながら使用していました。

しかしながら、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を使用することで、厚みと重さから解放され、操作が楽になります。

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横から見ると、上記のような見た目になります。

充電しているとは思えないほどの、スタイリッシュさを感じました。

充電ケーブルが不要

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モバイルバッテリーに直接端末が埋め込まれていることで、充電用のケーブルが不要になります。

ほり
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外出時の荷物も減るので一石二鳥!

充電残量を確認できる

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側面のボタンを押すと、充電残量を示すLEDランプが表示されます。

数字で表記されている訳ではないですが、大体の充電残量を確認できます。

充電残量のLEDランプの表示は、以下の通りです。

充電残量LEDランプ
0〜25%○●●●
25〜50%○○●●
50〜75%○○○●
75〜100%○○○○
○(点灯)、●(無)

点灯しているLEDランプの数が少ないほど、充電残量も少ないです。

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端末が折りたたみ式のコンパクト設計

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見た目から伝わってくる、このコンパクトさに全振りしているところが個人的に好きです。

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リップクリームと同じくらいのサイズ感で、持ち運びが楽です。

AirPodsにも使用できる

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ライトニング端子なので、AirPodsにも対応しています。

外出先で充電がなくなった際や、使用前に充電し忘れても安心です。

デメリット・不安点

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみて感じた、デメリットは上記の通りです。

詳しく説明していきます。

急速充電ができない

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最大出力が「12W」のため、上記のような急速充電ができません。

そのため、できる限り最速で充電したい方には、あまり向いていないと感じました。

しかし、充電しながら使用できるので、個人的に充電速度は気にならなかったです。

有線での充電ができない

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』のポートは入力のみのため、有線でのiPhoneへの充電はできません。

パススルー充電に未対応

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実験的に試してみました。

結果、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』への充電が優先され、パススルー充電に未対応となっています。

ケースによっては装着ができない

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ケースの下部が「5mm以上の厚さ」もしくは、ケーブル穴の幅が「13mm未満」のケースには非対応です。

私の愛用しているiFaceには、装着することができませんでした。

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』はこのような方にオススメ!

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』は、以下のような方にオススメです。

  • 充電をしながら快適にiPhoneを使用したい
  • できる限り外出時の荷物を減らしたい
  • 充電スピードを求めない
  • ケース規格が規定内
ほり
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持ち運ぶ荷物が減るから、準備が楽になる&忘れ物も減る

iPhoneへの充電速度を検証してみた

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iPhone13が充電残量10%の状態から、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を充電し、充電速度を検証してみました。

※充電中はiPhoneの操作を行っておりません。

結果は以下の通りです。

経過時間iPhone充電残量Anker Nano Power Bank 残量
LEDランプの状況
0分10%○○○○
10分25%○○○○
20分36%○○○●
30分48%○○○●
32分50%○○○●
40分62%○○●●
1時間77%○○●●
1時間3分80%○○●●
1時間14分86%○●●●
2時間15分100%○●●●
○(点灯)、●(無)

実際に、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を使用する際は、充電しながらiPhoneを操作する方が多いと思います。

そのため、充電しながらiPhoneを操作すると、100%までの充電は難しい可能性が高いです。

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』への充電速度を検証してみた

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『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を、充電残量0%の状態から充電し、充電速度を検証してみました。

結果は以下の通りです。

時間経過充電状況Anker Nano Power Bank 残量
LEDランプの状況
0分0〜24%◎●●●
26分25〜49%○◎●●
57分50〜74%○○◎●
1時間26分75〜99%○○○◎
2時間3分100%○○○○
○(点灯)、◎(点滅)、●(無)

約2時間で100%充電されるので、万が一充電を忘れていても、なんとかなりそうな印象です。

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』のレビューまとめ

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今回は『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』についてレビューしてきました。

実際に使ってみて感じた、メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット・良かった点デメリット・不安点
・充電しながらの操作が楽
・充電ケーブルが不要
・充電残量が確認できる
・端末が折りたたみ式のコンパクト設計
・AirPodsにも使用できる
・急速充電ができない
・パススルー充電に未対応
・ケースによっては装着できない

上記のメリット・デメリットから、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』は以下のような方にオススメです。

  • 充電をしながら快適にiPhoneを使用したい
  • できる限り外出時の荷物を減らしたい
  • 充電スピードを求めない
  • ケース規格が規定内
ほり
ほり

充電しながら片手での操作が快適な、モバイルバッテリーです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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