iPhoneをモバイルバッテリーで充電しながら操作することが多く、腱鞘炎に悩む”ほり”です。
通常、iPhoneをモバイルバッテリーで充電すると、iPhone約2枚分の厚みと重さで、片手での操作も疲れてしまいます。
更には、ブラブラした充電ケーブルが不恰好になりがちです。


充電しながらも快適にiPhoneを使いたい!
そんな悩みを解決する製品が、Anker様の『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』です。
今回はそんな『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を、レビューしていきます。
購入検討している方はもちろん、持ち運び可能なワイヤレス充電ステーションをお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かること
・どのような製品か(外観、大きさ、重さ、メリット・デメリット)
・iPhoneへの充電速度目安
・Anker Nano Power Bankへの充電速度目安
・どのような方にオススメの製品か
結論から言うと、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみて感じた、メリット・良かった点&デメリット・不安点は以下の通りです。
メリット・良かった点 | デメリット・不安点 |
・充電しながらの操作が楽 ・充電ケーブルが不要 ・充電残量が確認できる ・端末が折りたたみ式のコンパクト設計 ・AirPodsにも使用できる | ・急速充電ができない ・パススルー充電に未対応 ・ケースによっては装着できない |
後ほど、それぞれ詳しく解説していきます。
- 『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の仕様
- 『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の外観(外箱・付属品・本体)
- 『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の大きさ・重さ
- 実際に使ってみた感想
- 『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』はこのような方にオススメ!
- iPhoneへの充電速度を検証してみた
- 『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』への充電速度を検証してみた
- 『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』のレビューまとめ
『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の仕様

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』は、挿すだけで充電可能な、ケーブルレス&折りたたみ式モバイルバッテリーです。
主な仕様を、以下にてまとめました。
製品 | ![]() Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector) |
大きさ | 約77×37×25mm |
重量 | 約99g |
入力 | USB-C入力 5V=3A(最大15W) |
出力 | Lightning出力 5V=2.4A(最大12W) |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カラーバリエーション | ブラック ホワイト ブルー ピンク パープル グリーン |
販売公式サイト | 詳細を見る |
『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の外観(外箱・付属品・本体)

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の外箱は、ホワイトを基調とし、Anker様のイメージカラーであるスカイブルーがアクセントのシンプルなデザイン。

外箱から本体や付属品を取り出し、まとめると上記のようになります。

取扱説明書、カスタマーサポートが入っていました。

充電用のUSB-A to Cケーブル (0.6m)も含まれています。

本体の外観は、カラー1色に統一されたシンプルなデザイン。
全体的にツルッとした質感です。
「ANKER」のロゴが印字されており、充電残量を示すLEDランプも付いています。

裏面には、製品名から規格内容が書かれています。

上部には、折りたたみ式のライトニング端末が付いています。
想像よりも端子部分が小さく感じて、ミニマルな印象です。

側面には『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』自体を充電するための、ポートがあります。
上記の側面のみ、メタリックなデザインとなっていてお洒落です。
『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の大きさ・重さ

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』の大きさは、実測「縦37×横76×高さ25mm」でした。

重さは実測「100.5g」と、モバイルバッテリーとしては軽い印象です。
「にんじんの半分」や「ミニトマト10個分」などと、大体同じ重さでした。
実際に使ってみた感想

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみました。
メリット・良かった点やデメリット・不安点を紹介していきます。
メリット・良かった点

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみて感じた、メリット・良かった点は上記の通りです。
それぞれ詳しく説明していきます。
充電しながらの操作が楽

これまで、充電をしながらの操作が必要な際は、充電ケーブルに繋いだモバイルバッテリーを重ねて、厚みと重さに耐えながら使用していました。
しかしながら、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を使用することで、厚みと重さから解放され、操作が楽になります。

横から見ると、上記のような見た目になります。
充電しているとは思えないほどの、スタイリッシュさを感じました。
充電ケーブルが不要

モバイルバッテリーに直接端末が埋め込まれていることで、充電用のケーブルが不要になります。

外出時の荷物も減るので一石二鳥!
充電残量を確認できる

側面のボタンを押すと、充電残量を示すLEDランプが表示されます。
数字で表記されている訳ではないですが、大体の充電残量を確認できます。
充電残量のLEDランプの表示は、以下の通りです。
充電残量 | LEDランプ |
0〜25% | ○●●● |
25〜50% | ○○●● |
50〜75% | ○○○● |
75〜100% | ○○○○ |
点灯しているLEDランプの数が少ないほど、充電残量も少ないです。

端末が折りたたみ式のコンパクト設計

見た目から伝わってくる、このコンパクトさに全振りしているところが個人的に好きです。

リップクリームと同じくらいのサイズ感で、持ち運びが楽です。
AirPodsにも使用できる

ライトニング端子なので、AirPodsにも対応しています。
外出先で充電がなくなった際や、使用前に充電し忘れても安心です。
デメリット・不安点

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を実際に使ってみて感じた、デメリットは上記の通りです。
詳しく説明していきます。
急速充電ができない

最大出力が「12W」のため、上記のような急速充電ができません。
そのため、できる限り最速で充電したい方には、あまり向いていないと感じました。
しかし、充電しながら使用できるので、個人的に充電速度は気にならなかったです。
有線での充電ができない

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』のポートは入力のみのため、有線でのiPhoneへの充電はできません。
パススルー充電に未対応

実験的に試してみました。
結果、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』への充電が優先され、パススルー充電に未対応となっています。
ケースによっては装着ができない

ケースの下部が「5mm以上の厚さ」もしくは、ケーブル穴の幅が「13mm未満」のケースには非対応です。
私の愛用しているiFaceには、装着することができませんでした。
『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』はこのような方にオススメ!

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』は、以下のような方にオススメです。
- 充電をしながら快適にiPhoneを使用したい
- できる限り外出時の荷物を減らしたい
- 充電スピードを求めない
- ケース規格が規定内

持ち運ぶ荷物が減るから、準備が楽になる&忘れ物も減る!
iPhoneへの充電速度を検証してみた

iPhone13が充電残量10%の状態から、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を充電し、充電速度を検証してみました。
※充電中はiPhoneの操作を行っておりません。
結果は以下の通りです。
経過時間 | iPhone充電残量 | Anker Nano Power Bank 残量 LEDランプの状況 |
0分 | 10% | ○○○○ |
10分 | 25% | ○○○○ |
20分 | 36% | ○○○● |
30分 | 48% | ○○○● |
32分 | 50% | ○○○● |
40分 | 62% | ○○●● |
1時間 | 77% | ○○●● |
1時間3分 | 80% | ○○●● |
1時間14分 | 86% | ○●●● |
2時間15分 | 100% | ○●●● |
実際に、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を使用する際は、充電しながらiPhoneを操作する方が多いと思います。
そのため、充電しながらiPhoneを操作すると、100%までの充電は難しい可能性が高いです。
『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』への充電速度を検証してみた

『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』を、充電残量0%の状態から充電し、充電速度を検証してみました。
結果は以下の通りです。
時間経過 | 充電状況 | Anker Nano Power Bank 残量 LEDランプの状況 |
0分 | 0〜24% | ◎●●● |
26分 | 25〜49% | ○◎●● |
57分 | 50〜74% | ○○◎● |
1時間26分 | 75〜99% | ○○○◎ |
2時間3分 | 100% | ○○○○ |
約2時間で100%充電されるので、万が一充電を忘れていても、なんとかなりそうな印象です。
『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』のレビューまとめ

今回は『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』についてレビューしてきました。
実際に使ってみて感じた、メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット・良かった点 | デメリット・不安点 |
・充電しながらの操作が楽 ・充電ケーブルが不要 ・充電残量が確認できる ・端末が折りたたみ式のコンパクト設計 ・AirPodsにも使用できる | ・急速充電ができない ・パススルー充電に未対応 ・ケースによっては装着できない |
上記のメリット・デメリットから、『Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector)』は以下のような方にオススメです。
- 充電をしながら快適にiPhoneを使用したい
- できる限り外出時の荷物を減らしたい
- 充電スピードを求めない
- ケース規格が規定内

充電しながら片手での操作が快適な、モバイルバッテリーです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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